2018年11月17日~12月1日
12:00~20:00
会期中無休
観覧料|無料
Webサイト|http://www.parplume.jp
Twitter|@parplume
お問い合わせ|parplume@gmail.com
会場
パープルーム予備校
パープルーム見晴らし小屋
パープルームビオトープ
パープルーム君の肩に乗る船
パープルーム1 3/4
パープルームギャラリー
会場までの行き方
ルート1、ルート2どちらからでも鑑賞可能です。
駅に到着した時間によってお選びください。
ルート1
JR相模原の改札を出てすぐの所にあるドトールコーヒーショップにいる予備校生が
会場までツアーでご案内します。ツアーは一時間に一本。毎時00分より。
※また予備校生は2名常駐しているのでそれ以外の時間もご案内いたします。
ルート2
公開されてる地図を頼りにパープルームギャラリーに向かう。
※JR相模原駅のバスターミナル五番乗り場から「日金沢上」で降りてすぐ。駅から徒歩だと20分くらいです。
ゲスト作家
星川あさこ
熊谷卓哉
高橋茉林
KOURYOU
小林椋
リスカちゃん
平山昌尚
ゆーさく+田螺_tanisi
砂漠アルキ
新関創之介
qp
ユササビ
山本直輝
鋤柄ふくみ
パープルームギャラリー
髙橋耕平
パープルーム予備校
梅津庸一
パープルーム予備校生
安藤裕美
アラン
吉田十七歳
シエニーチュアン
わきもとさき
『パープルタウンでパープリスム』
パープルーム予備校は神奈川県相模原市にあります。その近くにパープルーム予備校生たちが住む関連施設が点在しています。
今日、ひとつの場所が「生活」、「教育」、「制作」、「展覧する」という要素を兼ねるというのはごくありきたりなことかもしれません。しかし私たちパープルームが5年近くにわたりその形態を維持してきたのは、その中で生まれる作品や出来事はたんにプロダクトとしての製品でも、素敵な物語でもないことを自覚していたからに他なりません。
絵画や美術という制度を自明のものとして素朴に活動することも、「状況、行為」を作品だとする昨今の現代アートの潮流にヴァルールを合わせることも良しとしなかったわたしたちにとって「パープルーム」とは一種の擬似制度であり、スケープゴートと言えるでしょう。
パープルームの関連施設6カ所で開催される「パープルタウンでパープリスム」はゲスト作家を加え、わたしたちが住む相模原(パープルタウン)で生活環境や家庭環境、絵画環境を越境しながら紹介する展覧会です。
本展では展覧会という形式はどこからどこまでのことを言うのか、また作品の境界線や輪郭はいかに危ういものなのかといった事柄にも言及します。
「美術」がその外部との接続が試みられ、何かのツールとして使われることは多々ありますが、その「美術」とは一体何を指すのでしょうか。
それは「美の術」のような言葉遊びでも、西洋から移入された制度としての「美術/アート」でもないはずです。
美術史、展示、教育、キュレーションそれぞれの欠陥や不備をあぶり出しながらそれらをつなげたり、変形させたり、切断したりすることはパープルームの役割のひとつです。
また、本展に合わせ「パープルームギャラリー」を始動することになりました。正確に言うとホワイトキューブのギャラリーとして再スタートということになります。「パープルームギャラリー」はもともと段ボール製の移動式ギャラリーとして存在していましたが、2016年の野外での展覧会中に撤去され消滅してしまいました。パープルームがギャラリーをあらためて運営することでアトリエ、学校、生活、展覧会といった個人と公共の境界は移ろいやすく暫定的なものであるということがより一層示されていくことでしょう。
是非、この機会にパープルームを体感し、関与してみませんか。
始動するパープルームギャラリーのスペース
梅津庸一 《Student》 2018 板に油彩 110x185cm Photo by Fuyumi Murata
アラン 《コムニカチオ》 2018 ミクストメディア
安藤裕美 《ティータイムの準備》 2018 アニメーション
『パープルーム大学 尖端から末端のファンタジア』 (鳥取) 2017 展示風景
『パープルタウンにおいでよ』(相模原) 2016 展示風景
パープルーム関連施設 パープルーム 1 3/4