美術家・梅津庸一が主宰する、神奈川県相模原市にある私塾パープルーム予備校は、
SNSを通じて全国から集まった若者が半共同生活を営みながら活動する美術の共同体です。
既存の美術教育やインフラに異議を唱え、パープルーム独自の理念を掲げたエコノミカルな活動で
近年大きな注目を集めています。
この度の「パープルームの夏休み」は梅津庸一の担当する構成によって、
ドローイング的な性質の強いゲスト作家たちを迎えた布陣で展覧いたします。
美術史による視座を一旦棚上げしながら、梅津が企図する「パープルーム的感受性」を漂わせた
天体的つながりを空間に顕現させようという試みがなされます。
また、美術の産業的、広告的な側面への再解釈や、グループ展形式の展覧会の慣習への自己言及など、
パープルームがこの夏に取り組むべきいくつもの課題が、展覧会を通して提出されます。
また、パープルームの夏期講習ではゲストや予備校生たちが講師を務める講座などを開講予定。
パープルームを知りたい貴方のために、入門講座を準備しております。
この夏のパ―プルームの躍動、ぜひご注目ください。
会期:2017年7月14日[金]-8月13日[日]
NADiff GALLERY
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T地下
Open=12:00-20:00 月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日)
参加作家
星川あさこ
たんぱく質
有馬かおる
ex- 超エッチ +( プラス )
シエ二―チュアン
マジカル商店の yoi
福士千裕
パープルームの芸術空間に関与する思念体
パープルーム予備校1期生 安藤裕美
パープルーム予備校3期生 智輝
構成:梅津庸一
「パープル―ム夏期講習」 講師=パープルーム予備校生、梅津庸一、ほか
プロフィール『パープルーム』
2013年に誕生した美術の共同体。神奈川県相模原市にある私塾「パープルーム予備校」をその 活動拠点とし、
そこには多くの入塾希望者、作家や批評家、研究者などが訪れます。
SNSを通じ て全国から集まった若者が共同生活を営む私塾パープルーム予備校は、
ネット空間から絵画空 間、批評空間までを行き来する古さと新しさをあわせ持つ美術の共同体である。
ウェブサイト「パープルーム HP」、移動式の 画廊「パープルームギャラリー」、機関誌の役割を果 たす「パープルームペーパー」、
関連施設の「ゼリー状のパープルーム容器」、「パープルームプー ポンポン」 他に「パープルームクッキング」、「
パープルミーティング」など。パープルームとは様 々な水準の活動、事柄をまとめあげ横断する運動体の総称である。
パープルームという語の由来は諸説あり、外光派(紫派)の部屋、バーチャルな馬、地球物理学のスーパープルームなど、
未だ に謎に包まれている。
同時開催
「パープル―ムブックフェア 2017」
永田希
(mami)
藤伸行
小宮麻吏奈
イシヅカユウ
百頭たけし
みなみしま
ツヅキエイミ
星川あさこ
蚊に
李晶玉
マリコム
亀山隆彦
関
たんぱく質
三輪
泰平
梅津庸一
鋤柄ふくみ
坂本夏子
宮下大輔
qp
パープルーム予備校 2 期生・アラン
パープルーム予備校1期生・安藤裕美
パープルーム予備校3期生・智輝
パープルーム予備校講習会生・ルカ
パープルーム予備校4期生・うのし